VAPEって何?吸って本当に害はない?
VAPE=水蒸気式電子タバコはニコチン・タールを含まないタバコとして今愛好家がもっとも増えている電子タバコですが、じつは、人体に僅かながら害があるとする説もあるんです。ただし、その説は不確かで、新製品の発売に研究が追いついていないと言うのが本当のところでしょう。
有害性物質について、従来の紙タバコと比べてみました。
紙タバコの有害性物質
まず、紙タバコの成分として、代表的なものにニコチンとタールがあります。この両者は発がん性物質としてごっちゃにされがちですが、実は違います。
ニコチンは発がん性物質ではなく、タールが発がん性物質なのです。しかし一方で、ニコチンには依存が認められていて、タールには依存がありません。さらに、紙タバコには200もの有害物質が含まれていて、ニコチンによる依存から、発がん性物質や、有害物質を吸ってしまっていると言うのが正しいでしょう。その200を超える有害物質が電子タバコには含まれていません。そう言う意味では電子タバコは紙タバコに比べると害はないと捉えることができるでしょう。
電子タバコVAPEについて
一方の電子タバコですが研究が進んでいないと言うのが現状で諸説飛び交っていますが、ニコチンに害はありません。ニコチン入りリキッドが海外から個人輸入可能なことはご存知jの方も多いかもしれませんが、依存性こそあるもののそこまで有害と言うわけではありません。
となるとVAPEの有害性を語る上で、重要になってくるのがリキッドの中身です。
リキッドは注意が必要で、生産元のわからないような激安リキッドは危険と言えます。何が入っているのかわからない、と言うと大げさかもしれませんが、先日も中国産のリキッドにニコチンが入っていないとしながら実は入っていたと事象が発見されたということがありました。
VAPEを語る上で、欠かせないのは、ホルムアルデヒドの存在です。一説によるとVAPEにはホルムアルデヒドが含まれており、故に危険。とする人と、「ちゃんとしたリキッドには含まれていない」とする人、ここでも様々な意見があります。
しっかりしたリキッド選びを
ここまでの話を整理すると、VAPEに害があるか無いかはリキッドによるとしか言えません。そこで重要になってくるのがリキッド選びです。先ほど激安リッキドは危険、と言いましたが、高くてもしっかりしたメーカーのものを選ぶと、有害物質の心配はないでしょう。
なぜなら、製品には適正価格があり、値段が横並びということはそれだけ製造費が掛かっているためです。反対に、安くで販売できるということは、原材料を安く抑えているということで、よくわからない成分が混入されている可能性が高いと考えることもできます。
健康を重視するなら値段にふりまわされることなく、原産や含有成分についても追求して選ぶことが大切なポイントになりますね!
電子タバコのリキッドに多く含まれている成分
成分はリキッドによるので、なんとも言えませんが、ここでは多くのVAPEに含まれているであろう成分を紹介します。
1・グアヤコール
正露丸に使われている成分で、毒性に関しては、ほんのわずかあると言われています。しかし、虫歯治療にも使われているような成分で、多量に摂取しなければ問題ないでしょう。
2・エタノール
消毒などでご存知エタノールです。エタノールを吸引するというと不気味ですが、含まれているのはごく少量のようで、今のところ健康被害は報告されていません。
3.グリセリン
この成分に関しては、毒性はほとんどありません。
VAPEの危険性について総括
キチンとしたリキッドを選べば、健康被害は問題ないでしょう。しかしそれはVAPEを吸っていない人に比べて、という話です。紙タバコよりははるかに安全ということがわかっていただけたかと思いますが、粗悪なリキッドの場合、もしかすると紙タバコよりも危険かもしれません。健康のためにもしっかりとしたリキッド選びをオススメします。